昭和の懐かしさが今だに人気の、上野動物園鳥類エリアの休憩所・売店施設などの景観リニューアル。 象設計集団による建築物における、外壁ファサードやサイン看板などによる環境グラフィック。 その場所自体がもともと持っている空間性を、深く再構成・造形し直すことで、昔からずっとそこにあったかのようでいて、新しく独特で個性的なものに。 売店正面 既成塗装鋼板を一枚一枚、映像のドットの様に配置。 サインモチーフは、ここを取りまく周囲で飼われている鳥たち 鳥たちが森の中に飛び立つかの様に この場所に元々あった色合いを分析し 馴染みながら 浮き出るような 文字たちも鳥たちと一緒になって囀り、踊る。 左からホオカザリヅル・エリマキシギ・ミヤコドリ・シュモクドリ ステンレスエッチングに塗装:見る角度によってキラキラと光り方が変わる 桜や藤が満開になると、混在していたピンクが華やかに広がる。 一年後、手前にあった機械室もグラフィック塗装することに 隣接する藤棚とも一体となった場所性を作る。 売店サインのモチーフを紋様にして展開、空間を広げる。 左からシロハラハイイロエボシドリ・カンムリシギダチョウ・ケリ・・・