関西電力若狭支社(旧)のモニュメント 新社屋に隣接する「獅子塚古墳」は、約千五百年前に造られたものとされていますが、このリングはその頃の光が今、届いている星、白鳥座α星「デネブ」の天空の軌跡を示しています。中心にある球体からは、この星の方向へ時々刻々とレーザー光を発射しリング上に赤い点滅を投影しています。この場所に立って宇宙的視野のもとで太古に思いを馳せるとともに、自然に存在するエネルギーを感じていただけたらと思います。 敷地の北側には、若狭湾上の大空が広がる 新社屋とモニュメント、若狭上空へと抜ける脇道 獅子塚古墳(手前)の全貌を復元するような緑地帯 室内から見る、左奥が獅子塚古墳 古墳を復元するかのような緑 球体を中心として「デネブ」の方向はリング上の一点で 1日に359°弱ほど回転しながら、−1°弱づつずれていき 365日で、そのズレがほぼ一周する 多くの恒星が同様の動きをする。 それは、主に地球の自転と公転による。 レーザーを発光する中心となる球体。 暗くなるとともに現れてくる リングに投影されたレーザーの赤い点