
周囲に富士山を始めいくつもの「山」や「峠」が点在している谷間の施設のアプローチ。山は霞みやすくまた手前の丘に邪魔されて見えないときも多い。ここに埋め込まれた地名は、円柱がその配色に見える方向にその地点があることを示している。この広場内を歩き回って、これらの地点がその配色の方向にあることを意識のなかで結びつけながら知覚体験できる。

ハイキングコースの峠や山頂からはどれも富士山への視線がある

ハイキングの拠点。門としての広場。イベント広場。
地形環境のスケールを身体感覚に結びつける。